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うまうまライフ 〜umauma_life〜
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2006 . 01     12345678910111213141516171819202122232425262728     2006 . 03

POG Contents

■歴代指名馬一覧(1991-2008)
 
■'08 POG指名馬(地元A)
1. ブエナビスタ ♀ 
  ゲート試験合格後も順調。動きは上々だが具体的なデビュー戦は未定。今後さらにピッチを上げていく。
2. ブルーモーリシャス ♂
  10/6に山元トレセンへ移動。
3. ランズエッジ ♀ 
  良化途上のためデビューは慌てない方針。現状5回京都開催が有力も仕上がり具合と相談しながらになる。
4. マナクーラ ♂
  次走は11/1京都・萩Sを予定。今週か来週には栗東トレセンに帰厩予定。
5. ルシルフ ♂
  グリーンウッドに移動済み。
6. セイウンワンダー ♂ 
  10/10栗東トレセンに帰厩予定。次走は11/22東スポ杯2歳Sから12/21朝日杯FSへ向かう予定。
7. アルーリングムーン ♂
  夏場の疲れが出たのか放牧先で蕁麻疹や腹痛を発症。ともに軽症だったため、来週には騎乗運動を再開できる見込み。
8. ワールドカルティエ ♂ 
  10/11東京未勝利2000(芝)に横山典で出走確定。
9. ラヴェリータ ♀
  8/28から放牧。
10. キリエ ♀
  10/1からNF空港牧場へ放牧に。

■'08 POG指名馬(地元B)
1. ローズリパブリック ♂
  9/17栗東トレセン入厩。ゲート試験受験も不合格。
2. ナイトフッド ♂
  坂路ハロン16秒を2本。週2回は14-15秒にペースを上げており、パワーアップが顕著。いつでも入厩出来るよう態勢を整えていく。
3. カルカソンヌ ♂ 
  札幌競馬場から10/9に栗東トレセンへ移動済。4回京都3週目くらいのデビューも視野に。
4. プルシアンオリーブ ♂
  動き自体が上向いてきたことから調教内容もペースアップ。体調管理に十分注意を払い、完璧な状態で次のステップへ進ませたいところ。
5. マイウエイ ♂
  栗東トレセン入厩。
6. ジャッカネイプス ♂
  軽度の屈腱炎を発症した模様。
7. トーセンボンヌマル ♂
  放牧。
8. ネオアレキサンダー ♂
  無理をせずにジックリと仕上げていく方針。
9. ダノンベルベール ♀
  次走は11/16東京・赤松賞を予定。
10. アドマイヤイットウ ♂
  未入厩。
 

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高校時代に友人の誘いで東京競馬場内のソバ屋でバイトを始め、ミスターシービーの鬼のような追い込みを見て競馬に目覚める。POG歴は今年で15年目に突入。一口歴は1頭。現在妻+子供2人。

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  • スプリンターズSの傾向と対策(4)/北海道シリーズから注目される2頭   (2008/10/03)
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  • スプリンターズSの傾向と対策(1)/今年のセントウルS組は昨年以下のレベル   (2008/09/30)
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    2006/02/28
    ◆ 弥生賞の傾向と対策(1) ◆

     今週はいよいよクラシックに向けた注目の一戦、弥生賞(G2)が中山競馬場で行われます。全く関係のない話ですが、少し前までは弥生賞のころになると花粉症が始まり、産経大阪杯のころに終わるというパターンを繰り返していました。まだPATに加入していなかったころは、この時期東京競馬場の場外に馬券を買いに行くのが、つらくてつらくてどうしようもなかったことを思い出します(当時の東京競馬場はパドックの周りに杉の木がいっぱい!)。最近はPATもありますし、年明け早々からの予防治療策が功を奏し、割と平穏な生活を送れています。

     ・・・どうでもいいですよ(だいたひかる風に)。o(T-T)o

     過去10年の連対馬20頭を調べてみると、はっきりとした傾向が見られるデータがいくつか存在します。
    (1)前走の着順は1着16頭、2着3頭、4着1頭。
    (2)前走が平場戦だった馬の連対は1頭。
    (3)前走ダート戦だった馬の連対はゼロ。
    (4)前走距離は全て1600〜2000M。
    (5)前走が東京、中山、阪神、京都の四大競馬場以外の馬の連対はゼロ。
    (6)5番人気以下の連対はゼロ。

     これらのデータは例外がほとんどなく、信頼性の高いデータだと考えて良いでしょう。そして上記1〜5のデータで登録馬を絞り込むと、残るのはアドマイヤムーン、サクラメガワンダー、スーパーホーネット、トウショウシロッコ、ナイトレセプションの5頭になります。人気面ではアドマイヤムーン、サクラメガワンダー、スーパーホーネットの3頭が上位3番人気までを占めるでしょうから、(6)から考えるとはじかれるのはトウショウシロッコ、ナイトレセプションのいずれかということになりそうです。

     とりあえず次回からは、データで絞り込んだこれら5頭が出走していた、共同通信杯、ラジオたんぱ杯2歳S、朝日杯FS、京成杯、葉牡丹賞レースを1つずつ検証していこうと思います。



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    2006/02/27
    ◆ アーリントンC回顧 ◆

     アーリントンCは注目馬として挙げたステキシンスケクンが逃げ切り快勝。期待に応えてくれました。この後は皐月賞への参戦プランもあるようです。このレースを検証してみましょう。

    *表1. '06 アーリントンCの時計比較(阪神競馬場良馬場限定)
    年度勝ち馬勝ち時計上がり前3F-5F-後3F
    '06ステキシンスケクン1.34.735.635.1-59.1-35.6
    '05ビッグプネット1.34.335.935.0-58.4-35.9
    '02タニノギムレット1.33.934.134.7-58.9-35.0
    平均-1.35.135.235.6-59.6-35.5

    [注] 上記表中の「平均」は、'99-'05内の阪神良馬場で行われた同レースの平均です(計5年分)。

     勝ち時計、ラップは平均を若干上回り、上がりは逆に下回るという極々平均的なレベルだったと言えるでしょう。後のダービー馬タニノギムレットが圧勝した'02と比較するのは酷ですので、昨年の内容ともう少し詳細に比較してみます。同日に行われた古馬1000万条件、丹波特別の時計も載せてみました。見たとおり、昨年・今年共に古馬1000万特別を上回る優秀な時計での決着となっています。

    *表2. 昨年のアーリントンCおよび同日古馬1000万下との時計比較
    年度アーリントンC丹波特別(1000万下)
    勝ち時計上がり前4F-後4F勝ち時計上がり前4F-後4F
    '061.34.735.647.0-47.71.34.935.247.4-47.5
    '051.34.335.946.8-47.51.34.434.648.0-46.4


     昨年は前半4F通過時が1.2秒速かったものの、後半4Fは逆に1.1秒遅いという極端な流れでした。道中最初と最後の1Fずつ以外、全て11秒台のラップを刻んだハイペースが影響した感じでしたが、両レースともに逃げた馬が勝ったことを考えると、上がりの1.3秒という差は、そのまま古馬との底力の差と言っても良いのではないでしょうか。

     それに対して今年は前4F通過時で0.4速く、後4Fも0.2遅いだけでこらえています。そしてアーリントンCのステキシンスケクンが逃げ切り勝ちだったのに対して、丹波特別の勝ち馬は通過順「6-4-2」という差し切り勝ち。それを考えると、上がり差の0.4はむしろ評価を高める要素になり得るものだと思います。ちなみに丹波特別の逃げ馬は2着に残りましたが、こちらは上がり35.9とステキシンスケクンに見劣ります。

     以上の点から、勝ち時計こそ0.4劣るものの、今年のレースレベルは昨年以上と判断して良いと思われます。ただし道中のラップが「12.5-11.2-11.4-11.9-12.1-12.1-11.4-12.1」と平凡だったのも事実で、クロッカスSの内容からすれば、ステキシンスケクンにとってこの程度の流れなら走れて当然、勝って当然と言え、前走のパフォーマンスよりはむしろ内容的に下だったとも言えます。それにも関わらず3馬身以上の差を付けられた2着馬以下は、ペースや展開などは言い訳にならない完全なる力負けだったと言ってよく、クラシックに向かうにはあきらかに役不足でしょう。

     勝ったステキシンスケクンは今後皐月賞へ向かうプランもあるようです。騎乗したペリエ騎手は距離が伸びても大丈夫と話したそうですが、Danzig産駒という血統から考えると、距離延長はけっして有利な材料ではありません(ちなみにDanzig×Mr.Prospectorの配合はこれまで中央では自身を含め4頭。自身を除くと勝ち鞍の最長距離は1200M)。皐月賞よりも、NHKマイルCに照準を絞った方が明らかに可能性は高いと思います(それもかなり有力では?)。



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    2006/02/25
    ◆ アーリントンCの注目馬 ◆

     第1回阪神開催初日のメイン、アーリントンC(G3)は5枠9番のステキシンスケクンに注目しています。

     この馬の前走は東京のクロッカスSでした。レースは断然人気だったアドマイヤカリブとのデッドヒートの末、惜しくもアタマ差の2着に終わりましたが、その内容はかなり優秀なもの。「クロッカスS回顧」の際にも書きましたが、再度見直してみましょう。

    *表1. クロッカスSと東京新聞杯の時計比較(東京競馬場・良馬場限定)
    年度クロッカスS東京新聞杯
    勝ち時計前3F-5F-後3F逃げ馬着順1400通過前3F-5F-後3F逃げ馬着順
    '061.21.735.0-58.3-34.72着1.21.735.7-59.1-34.69,10着
    '051.21.634.3-57.7-35.56着1.21.035.9-59.8-33.93着
    '041.22.235.8-59.6-33.91着1.21.635.1-59.0-34.08着
    '021.22.535.0-59.0-35.51着---
    '001.22.835.4-59.4-35.53着1.21.334.2-57.9-35.716着

    *'02の東京新聞杯は不良馬場のため掲載除外。

     レース史上最速のペースだった昨年は、前後半のラップ差が1.2ある前傾ラップ。前半3Fは今年より0.7速かったものの、後半3Fは逆に0.8も失速しています。これは行くだけ行って最後はバテてしまった、というもので当然全く価値はありません。それに対し今年のラップを見てみると、前後半3Fのラップ差はわずか0.3。5F通過も58.3というハイペースで逃げながら、ステキシンスケクンの使った上がりは34.7というものでした。前半から一貫した速いペースで進みながら、最後もきっちり34秒台でまとめてくるあたり、かなりの素質を感じることが出来ます。

     クロッカスS当日の古馬G3東京新聞杯との比較でも、この馬の高い能力はうかがい知ることが出来ます。東京新聞杯は距離が1600でしたが、1400通過時点の時計を比較してみると、偶然にもクロッカスSと同じ時計でした。しかしラップの内容を見てみると、むしろクロッカスSの方がより厳しい流れを刻んでいたことがわかります。その流れをあわやの2着に粘りきったステキシンスケクンに対し、東京新聞杯の逃げた馬、および2番手を追走した馬はそれぞれ9着、10着と大敗。もちろん先にも述べましたが、この2レースには距離の差があるわけですから、一概にはクロッカスSが上とは言えませんが、それでも明け3歳早々の馬と、歴戦の古馬たちの重賞との比較ということから考えれば、大いに参考になる結果ではないでしょうか。

     もう1頭見ておきたいのが、1番人気に支持されているキンシャサノキセキです。こちらも偶然にもアドマイヤカリブと対戦しており、カリブを物差しにして比較することが出来ます。しかしこちらはステキシンスケクンと比較すると恵まれた点が多かったことも事実(カリブは休み明け、暴走気味のハイペース逃げ、斤量差など)。今回は初の長距離輸送に加えて、枠的にも少し外に行き過ぎた感じで、嫌な予感もしています。

     ステキシンスケクンにとって問題は距離が持つかどうかという1点でしょう。先行馬断然有利の馬場状態ですし、鞍上のペリエの腕もあります。距離さえ克服できれば、文句なく勝ち負けのレベルだと思います。馬券的には(9)ステキシンスケクンを軸に買うことをお勧めします。



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    2006/02/24
    ◆ フサイチタツノリ(笑) ◆

     今朝の日刊スポーツ一面の馬の写真と見出しに釣られ、思わず買ってしまいました。
    2006/02/24付 日刊スポーツ(東京版) 原監督にプレゼント、馬名に「タツノリ」
    http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-060224-0002.html

    (C) 日刊スポーツ

     なんとあの名物オーナー関口房朗氏が、04年のセレクトセールで日本のセリ史上最高値となる4億9000万円で自ら落札した、エアグルーヴの04(父ダンスインザダーク)の馬名を「フサイチタツノリ」にしたいと、巨人軍・原辰徳監督に提案したとのこと。一応原監督は回答を避けたようですが、当の関口オーナーは乗り気の本気モードだったとか。

     関口氏が巨人ファンだということに加え、最近低迷気味の野球人気復活のためにひと肌脱ぐ、という意味合いもあるそうですが、よりによってあのエアグルーヴ04に命名しなくても・・・と思うのは競馬ファンの本音ではないでしょうか(笑)。だいたい所属が栗東・池江泰寿厩舎ですから関西馬じゃないですか。その馬にジャイアンツ監督の名前をつけるというのもどういうものでしょう(苦笑)。

     しかし最近の関口氏の馬名の付け方からすると十分有り得る話(フサイチジャンクやミスターセキグチなど)。ストレートにフサイチグルーヴはなかったかもしれませんが、フサイチタツノリにはならないことを祈っています・・・。

    すでに2ちゃんねんるにもスレが立っていたりして・・・

    フサイチタツノリ
    http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1140709842/



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    2006/02/22
    ◆ 今年はフジキセキに要注目!? ◆

     今年に入ってから中央で行われた重賞戦績を種牡馬別にまとめてみました。

    *表1. '06 中央限定種牡馬別重賞戦績(産駒の合計出走頭数が10頭以上)
    順馬名着別度数勝率平均人気単回収値複回収値
    1.フジキセキ13=5-2-0-638.5%6.5545243
    2.サンデーサイレンス37=4-3-2-2810.8%6.010174
    3.ブライアンズタイム15=2-0-0-1313.3%8.315151
    4.ダンスインザダーク12=1-1-0-108.3%7.34260


     意外と言っては失礼ですが、フジキセキが断然の首位に立っています。先週はフェブラリーSをカネヒキリで勝ったのをはじめ、前日のクイーンCでもコイウタが快勝。前週にはきさらぎ賞をドリームパスポートが、前々週はシルクロードSをタマモホットプレイが、さらにそのまた前の週には東京新聞杯をフジサイレンスが・・・というように、じつに現在怒涛の4週連続重賞制覇を継続中です。しかも単回収値が545円、複回収値243円ということからもわかるとおり、人気薄での一発も決めており、馬券的にも魅力的な存在となっています。

     フジキセキと言えば、デビュー以来無傷の4連勝を達成した後、皐月賞の直前になって屈腱炎を発症。志半ばにして引退を余儀なくされ、SS産駒としては最初に種牡馬入りした馬です。しかし正直昨年までは「泣かず飛ばず」といった状況で、戦績にも目立ったものはなく、当初の期待ほどの結果は残せずにいました。

    *表2. フジキセキの昨年までの種牡馬戦績一覧
    条件合計1着2着3着4着5着着外勝率単回値複回値
    全成績5,5325614854924744403,08010.1%8181
    芝3,0152942572792462471,6929.8%8183
    ダート2,5172672282132281931,38810.6%8178
    重賞29920181926171996.7%6188


     それが今年に入ってから急に大ブレークし始めたのですからおもしろいものです。昨年初年度産駒がいきなり大活躍したSS系種牡馬の後輩、アグネスタキオンに刺激されたわけではないでしょうが、昨年までの実績から考えると誰もが予想し得なかった状況だと言って良いでしょう。今週も阪急杯にタマモホットプレイとマルカキセキ、アーリントンCにキンシャサノキセキと有力どころが出走予定。さらに連勝を伸ばしそうな勢いです。

     このまま好調を維持し続ければ、今年のPOGドラフトの時期には、父SS亡き後の注目の種牡馬となっているかもしれません。実際今年デビュー予定の2歳馬の中には、GI3勝の名牝ファレノプシスの牝駒、仏GIモーリス・ド・ゲスト賞で2着したエアトゥーレの初産駒、ショナンパントルの半弟(バブルウイングスの04)、コスモサンビームの半妹(ロビースレインボウの04)、ウインマーベラス、ウインデュエルの半妹(ミヤビサクラコの04)等など、例年にない良血牝馬が揃っており、そういった面からもますます要注目の種牡馬と言えそうです。



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    2006/02/21
    ◆ フェブラリーS回顧 ◆

     昨年の最優秀ダート馬に輝いたカネヒキリが、圧倒的な強さでフェブラリーSを制し、次走に予定されるドバイワールドCに好スタートを切りました。

    *表1. 新装後の東京競馬場で行われたフェブラリーS結果一覧
    年度勝ち時計上がり着差前3F-5F-後3F勝ち馬Ave3F-上がり
    '061.34.935.70.533.9-57.4-37.535.52-35.7
    '05(不)1.34.736.90.234.2-57.8-36.934.68-36.9
    '041.36.835.50.135.8-60.8-36.036.78-35.5


     勝ち時計の1.34.9は、昨年に次いでGI昇格後の2番目に速い好時計。昨年をも凌ぐ前半1000M通過57.4という時計は、新装後の東京ダート1600以上では唯一の記録で、さすがに序盤から競り合ったメイショウボーラー、トウショウギアはそれぞれブービーと最下位に沈みました。

     道中の全体的な流れから考えれば、実質的にレースを作っていたのは、終始3〜4番手につけていたシーキングザダイヤとユートピアの2頭でしょう。この2頭を含め、掲示板にのった上位5頭のラップをまとめたのが下記の表です。

    *表2. 上位5頭のラップ比較
    着順馬名走破時計Ave3F-上がり通過順
    1カネヒキリ1.34.935.52-35.710-8
    2シーキングザダイヤ1.35.435.22-36.74-3
    3ユートピア1.35.435.22-36.73-3
    4ブルーコンコルド1.35.635.34-36.76-5
    5ヴァーミリアン1.35.835.40-36.86-5

    *参考(昨年)
    着順馬名走破時計Ave3F-上がり通過順
    1メイショウボーラー  1.34.734.68-36.91-1


     通過順を考えれば一見カネヒキリに展開が向いたのではとも思えますが、実際には競り合った2頭以外の馬群はほぼ一団で、数字的に見るほど位置取りに差があったわけではありません。それはAve3Fの数値からも読み取ることができ、カネヒキリのポジショニングは道中平均して、シーキングザダイヤ、ユートピアより0.3ほど後方(約1馬身半)だったという計算になります。

     それにも関わらずそれぞれの上がり3Fの数値を見てみると、カネヒキリの上がりは他の上位勢よりも1秒以上速い断然のもの。2着につけた着差も0.5(3馬身)ですから、これはもう展開どうこうではなく完全に力が違ったとしか言いようがありません。

     ただ昨年のメイショウボーラーとの比較となると難しいものがあります。馬場差があったこともそうですが、脚質面で正反対の競馬だったため、数字的な面だけで単純比較して良いのか?という部分があるからです。あえて差をつけるなら、昨年「Ave3F-上がり」を35.34-36.0で乗り切ったシーキングザダイヤが、今年は同35.22-36.7と終いやや失速気味になる馬場状態。そこでカネヒキリは昨年と0.2しか違わない走破時計、1秒以上も速い上がり時計をマークしたわけですから、ややカネヒキリが上と言うことが出来るでしょうか。

     レース前はカネヒキリに対して、やや懐疑的な評価だった当ブログですが、今回のレース内容は昨年までと比べて明らかに成長の跡が伺えるものでした。追い出されてからの反応がやや鈍く、じりじりとしか伸びなかった昨年に対して、今年は楽な手ごたえで一気に突き放すキレを感じさせました。次走のドバイワールドCについては外国勢に全く疎いため何とも言えませんが、国内に限ればおそらくこの先も引退するまで、「ダート最強」の座を受け渡すことはないのではないかと思います(体調さえ万全ならば)。

     予想の方ですが、先週1週間を通したアプローチはほぼ成功だったと思います。カネヒキリの成長具合は想像以上でしたが、平安S、根岸S上位馬はやはり勝ち負けに加われませんでした。レーティング、持ち時計面などもそれぞれ的を射ていたと思います。固かったとは言え、今年最初のGIを白星スタート出来たことは喜ばしいこと。また来週からがんばろうと思います。

    【フェブラリーS】日本に敵なし!カネヒキリ3馬身差圧勝
    http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200602/ke2006022001.html
    【フェブラリーS】シーキングザダイヤ、7たび“銀メダル”
    http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200602/ke2006022002.html

    【レース映像】JRA Video Interactive
    http://www.jra.go.jp/vi/doc/mc_replay/rep_februarys_h18.html



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    2006/02/19
    ◆ フェブラリーSを予想する ◆

     ◎はシーキングザダイヤでいきます。今週通して検証してきた内容を振り返れば、「持ち時計」「レーティング」「レース内容」いずれでも文句のつけようがない実績を残しています。1番人気に支持されているカネヒキリとの比較で言えば、JCD当時より「斤量差がなくなった」こと、「距離が短縮される」こと、加えて「カネヒキリが休み明け」であること等、条件はシーキングザダイヤにとって好転していると言えるでしょう。鞍上もこのレースと相性の良いペリエですから、悪くても連を外すことはないはず。中心はこの馬から行きます。

     ○は一捻りしてタイムパラドックス。昨年1年間を通して馬場・相手関係を問わず、常に安定した戦績を残してきた古豪は今年も上々のスタートを切っています。マイルがどうかの不安はありますが、ハイペースの消耗戦になればスタミナとキャリアが物を言うはず。レーティング面でも引けは取っておらず、「人気薄の実力馬」狙いで行きます。

     ▲にはカネヒキリ。プレレーティングでトップとは言っても次位とはわずか1ポイント差。イメージほど抜けた存在ではありません。加えて不安の残る東京コース。一応実績と鞍上を評価しましたが、連を外してもまた不思議はありません。

     [注]穴狙いの一発なら調教が抜群だったブルーコンコルド。マイル戦に実績はありませんが、59kgを背負って1200を走った前走よりも条件は良いと思います。末脚勝負に賭ければ食い込みもありそうです。

     その他△ではやはり調教の動きが良かったリミットレスビッド、昨年の優勝馬メイショウボーラーあたりまで押さえたいと思います。

     馬券は三連単フォーメーション。馬単マルチ(9)-(13)(14)(11)(1)(10)。三連単(9)-(13)(14)(11)-(13)(14)(11)(1)(10)。



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    2006/02/18
    ◆ フェブラリーSの傾向と対策(6)  ◆

     ステップレース検証の最後は、前哨戦としてはちょっと間が空いてしまいますが、武蔵野Sと昨年のフェブラリーSを取り上げます。

    *表1. 武蔵野S過去5年の結果一覧
    年度勝ち時計上がり前3F-5F-後3F
    '051.35.236.234.5-57.5-37.7
    '04(重)1.35.437.033.8-58.0-37.4
    '031.36.237.234.7-58.8-37.4
    '011.33.335.634.3-57.7-35.6
    '001.35.436.034.8-58.3-37.1


     "怪物"クロフネの時計('01)には及びませんが、昨年の武蔵野Sの内容もかなり優秀です。勝ち時計の1.35.2は'03に新装された東京競馬場ダ1600の良馬場では最速。フェブラリーSの平均勝ち時計が1.35.90(上がり36.06)、良馬場に限定すれば1.36.12(上がり35.88)であることからすれば【参照】、十分に勝ち負けレベルに達しています。前半1000M通過が57.5というハイペースを経験しているのも心強く、この組は軽く扱うことは出来ないでしょう。上位入線2頭の比較では当時2kgのハンデがあったカネヒキリが逆転する可能性が高いと思います。

     ただカネヒキリは東京のダート1600というコース設定に一抹の不安が残ります。ディープインパクトにおける中山コースと同様、カネヒキリも東京コースではどこか能力が殺がれる競馬になっている気がします。それが言われている芝〜ダートという形態が原因なのか、長い直線・坂が合わないのか、あるいは砂質自体が合わないのか。この競馬場で走る以上、楽観視は禁物だと思います。

     次に昨年のフェブラリーSを振り返ります。レコード決着となった背景には「不良馬場」という要因もありましたが、勝ったメイショウボーラーはもちろん、上位3頭の内容はいずれも優秀でした。中でも2着のシーキングザダイヤの走りは勝ったメイショウボーラー以上とも取れるもの。昨年のダイヤは5番人気という評価だったことが示すように、実力的には未知数の状態。ダート経験も宇都宮、園田、川崎という交流重賞でのものしかなく、中央一線級との対戦はありませんでした。そんな状況の中で34.2-57.8-36.9という未知のハイペースを3番手追走。最後もしっかり伸びて前年のJCDワンツー馬、タイムパラドックスやアドマイヤドンといったところを押さえ込んだわけですから、相当なポテンシャルを秘めていたということになるでしょう。走破時計1.34.9、Ave3F-上がり3Fも35.34-36.0と非の打ち所がない内容。あれから1年、強豪相手に揉まれたことによりさらに地力をアップしているはずで、ここは大いに注目です。

     ステップレース検証の最終回からは、シーキングザダイヤを推奨します。



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    2006/02/18
    ◆ フェブラリーSの傾向と対策(5)  ◆

     ステップレース検証の3回目はジャパンカップダートを見てみたいと思います。ご存知の通り、日本のカネヒキリが人気に応えてレコードで快勝。上位を日本勢が独占する圧勝劇でした。

    *表1. 過去5年のJCダート結果一覧(東京競馬場限定)
    年度勝ち馬勝ち時計上がり前3F-5F-後3FPCIPCI3
    '05カネヒキリ2.08.036.234.7-59.3-36.849.048.4
    '04タイムパラドックス2.08.737.234.9-59.1-37.643.942.5
    '03フリートストリートダンサー2.09.238.534.8-58.4-38.637.038.7
    '01クロフネ2.05.935.835.1-59.1-35.847.748.9
    '00ウイングアロー2.07.237.633.2-56.8-38.538.836.7

    [注] 表中の前3F、前5Fは最初の100Mをカットし、100〜1100Mの計測です。

     昨年のJCDは東京競馬場改修後のレコードとなる2.08.0で決着。ここ3年と比較して前半のペースは変わらないものの、上がりが異常に速くなっています。しかしながらPCI値に関しては前年より高いもの。50を若干割るくらいですから、前後半のペース差がほとんどなかったことを表しています。つまり前年なら後半バテてしまうような流れ(ラップ)だったものが、昨年はバテずに最後まで粘れる流れに変化していたことになります。考えられる要因はただひとつ。昨年の馬場が前年よりも「軽い馬場」だったということです。それを裏付けるのが下記の*表2.です。

    *表2. '05と'04のダート1600の時計比較
    年度条件勝ち時計前3F-5F-後3F上がり
    '053歳上1000万下1.37.435.8-60.2-37.236.8
    '043歳上1000万下1.38.034.6-59.6-38.437.9
    '053歳上1600万下1.37.234.8-60.3-37.336.3
    '043歳上1600万下1.37.634.9-60.2-37.037.0


     JCD開催当該週に行われたダート1600の時計を比較すると、勝ち時計はもちろん、勝ち馬の上がり時計の面でも'05の方が断然速くなっているのがわかります。前半のラップ的には大きな差はありませんから、終い伸びるということはそれだけ「パワーが要求されない馬場」=「時計の出やすい馬場」だったのでは?という推測が成り立ちます。そう考えるとJCDのラップも*表2.と同じ傾向にあり、例年以上の上がりの数字も辻褄が合ってきます。実際カネヒキリの上がり36.2は出走馬中2番目であって、上位6着まで全てが36秒台の末脚を使っていました。これらのことから全体的に時計の出やすい馬場だったと判断することは無理筋ではなく、レースレベル自体も例年とそれほど差はないのではないか?と推測してみたいと思います。

     そしてその上で、このレースで本当に評価されなければならないのは、じつは勝ったカネヒキリではなく、2着のシーキングザダイヤだった気がします。道中脚をためて直線差す競馬に出たカネヒキリに対し、シーキングは終始先行2〜3番手。前にいたユートピア、アジュディミツオーがそれぞれ8着、10着に沈んだのとは対象的に、最後の叩き合いでも一番キツイ3頭併せの真ん中に入って一歩も引きませんでした。Ave3F-上がり3Fの36.56-36.6という絶妙のバランスは、カネヒキリの同36.72-36.2より上に評価しても良いのではと思います。斤量面でもシーキングはカネヒキリに対して2kgのハンデがあったわけですから尚更です。

     ジャパンカップダートからは勝ち馬カネヒキリではなく、少し捻ってシーキングザダイヤを推奨しておきます。



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    2006/02/16
    ◆ フェブラリーSの傾向と対策(4) ◆

     「傾向と対策(1)」で推奨したヒシアトラスが除外されてしまいました orz...。昨年の3着馬ですし、狙い目十分(と思っていた)の馬だっただけに非常に残念です・・・。

     気を取り直してステップレース検証の第2回目。平安Sを見てみます。今年は新興勢力とも言える4歳馬2頭の決着となりましたが、その内容はどうだったのでしょうか。

    *表1. 平安S過去5年の結果一覧
    年度勝ち馬勝ち時計上がり前3F-5F-後3F勝ち馬PCIPCI3
    '06タガノゲルニカ1.50.235.536.4-62.0-35.555.356.7
    '05ヒシアトラス1.50.336.135.7-60.9-36.751.248.3
    '04タイムパラドックス1.51.337.036.8-61.7-37.347.346.8
    '03(重)スマートボーイ1.49.737.336.0-60.2-37.341.741.2
    '02スマートボーイ1.50.937.536.3-61.0-37.543.144.0
    '01(不)マンボツイスト1.48.735.836.1-60.8-35.849.749.9


     勝ち時計的には例年並みのレベルなのですが、今年の場合明らかに異なるのがレースラップです。前半1000M通過が62.0という流れは、このレースが創設されたほぼ10年前に見られただけの超スローペース。逆にレースの上がり35.5はレース史上最速という両極端な内容。PCI値も断トツの高さを示しており、いかに先行有利の流れだったか一目瞭然です。

     さて「傾向と対策(1)」で見たとおり、GI昇格後のフェブラリーSの前3F-5F-後3Fの平均は「35.07-59.14-36.76」となっています。前半1000M通過で今年の平安Sよりも約3秒弱も速いものになっており、それでいて上がりも36秒台(勝ち馬に至っては35秒後半から36秒前半)が要求される厳しいペースです。本番では今年の平安Sのような流れになる可能性はかなり低く、少なくともあの結果がそのまま本番へ向けて参考になるものかどうかは、疑問が残ると言って良いでしょう。平安Sの結果のみで判断がつかない以上、上位2頭(タガノゲルニカ、ヴァーミリアン)の能力を測るには、もう少し詳しく戦績を振り返ってみる必要がありそうです。

    *表2. タガノゲルニカ ダート戦結果一覧
    レース名着順Ave3F-上がり3FPCI
    平安S(G3)137.35-35.555.3
    アレキサンドライトS(1600)137.15-38.740.0
    高砂特別(1000)137.35-38.740.8
    沓掛特別(500)137.15-38.441.2
    未勝利137.15-38.341.6


     ダート転向後のタガノゲルニカは、前走以外全てのレースでPCI値が40台前半になっています。これで結果を残してきているわけですから、差す競馬に回っても対応できる下地は持っていると考えて良いでしょう。ただ前走以外の上がり時計はいずれも38秒台。GIの速い流れになって前半に脚を使った場合、終いどこまでの決め手を使えるかは正直不透明なところです。穴人気になるでしょうが、あまり信頼しすぎない方が賢明だと思います。

    *表3. ヴァーミリアン 全戦結果一覧
    レース名着順Ave3F-上がり3FPCI
    平安S(G3)ダ237.45-35.356.8
    彩の国浦和記念(G2)ダ138.01-38.149.8
    エニフS(OP)ダ136.45-36.845.0
    神戸新聞杯(G2)芝1035.96-37.141.5
    京都新聞杯(G3)芝1236.53-37.243.6