地元の残り1つのグループのドラフトが終わりました。こちらも「ドラフト開催時点で馬名登録されている馬」という条件は地元Aと同じですが、ここに「地元Aでは指名されていない馬」「関東・関西5頭ずつ」という縛りがつきます。例年ですと第2回産地馬体検査受験組がこの時期大量登録されるはずなのですが、今年は1週遅れてしまった関係で、指名候補馬のリストアップにも四苦八苦状態・・・。指名馬一覧だけ見ると「???」という感想を持つ方も多いかもしれませんが、このような理由があったわけです。そのため急遽この後、追加ドラフトを行う話が出ています。
既走馬の指名も可というルールもあり、一応の1番人気はエイブルベガ。と言っても2人重複しただけですが・・・。藤田騎手の絶賛ぶりに私も上位指名は考えていましたが、兄がイダテンということを考えるとさすがに1位で行く気にはならず、あっさり他人の手に渡ってしましました(笑)。
1.ダイワマックワン(父Langfuhr/母コートアウト/母父Smart Strike/牡/鹿毛)
【厩舎】増沢末夫 【馬主】大城敬三
既走馬のビデオをひと通り見直した中で、もっとも勝ちっぷりに引かれたのがこの馬。好発、折り合い、仕掛けてからの反応、手ごたえ、いずれも余裕で合格点。セレクトセール当歳で6,500万円の値がついた馬だけに、まだ上積みはあるはず。イメージとしてはダイワバンディット。
2.ジーピーエンブレム(父ウォーエンブレム/母ゴールドポイント/母父サンデーサイレンス/牡/鹿毛)
【厩舎】森秀行 【馬主】グランプリ
色々あるウォーエンブレム産駒(笑)。ダート専門という前評判を裏切り、出世頭のクランエンブレムは芝を連勝してOP入り。この馬もクランと同じく母父SS。しかも母はネオユニヴァースの全妹となれば、芝でも活躍を期待できるのではないだろうか。セレクト当歳6,600万円。
3.ダノンインスパイア(父アドマイヤベガ/母ブゼンキャンドル/母父モガミ/牡/鹿毛)
【厩舎】加藤征弘 【馬主】ダノックス
母は秋華賞で大穴を開けた馬。父アドマイヤベガを考えると、中距離こそ活躍の舞台と思われる。師は秋の東京開催デビューという王道を考えているようで、期待の高さが伺える。セレクト当歳3,900万円。
4.クリスオフトレイル(父シンボリクリスエス/母サンタフェトレイル/母父ノーザンテースト/牡/鹿毛)
【厩舎】古賀慎明 【馬主】サンデーR
シンコウラブリィに繋がる良血。これまでの産駒はずっと藤沢和雄厩舎だったが、「のれんわけ」した古賀慎明厩舎ならこの血統の特徴は押さえているはず。地元Aのサムワントゥラブとあわせて活躍を期待。
5.キュートエンブレム(父ウォーエンブレム/母サクラサクII/母父デインヒル/牝/栗毛)
【厩舎】池江泰寿 【馬主】社台RH
クラブでの募集時に人気を集めた1頭。兄弟にパッシングマーク、エイジアンウインズ。それぞれエルコンドルパサー、フジキセキ産駒で走っているわけだから、この父で一発開花の可能性に賭けたい。
6.グリフィス(父アドマイヤベガ/母ハリウッドレビュー/母父ノーザンテースト/牡/鹿毛)
【厩舎】浅見秀一 【馬主】キャロットF
兄に新馬でアドマイヤムーンの2着、コスモス賞も2着したグラスウィークがいる。あちらは父スペシャルウィークだったが、こちらも同じSS系のアドマイヤベガ。堅実な走りが期待出来そう。
7.ハナハイウェイ(父フレンチデピュティ/母マイワイルドローズ/母父マイワイルドローズ/牡/鹿毛)
【厩舎】松田国英 【馬主】金子真人HD
厩舎、馬主、生産、育成と何拍子も揃った馬。血統に加えて厩舎を考えると、ムキムキのパワー全開ダート馬になりそうだが、そちらの路線で稼いでくれることを念頭においての指名。
8.アドマイヤミサイル(父ダンスインザダーク/母アドマイヤバルド/母父ノーザンテースト/牡/鹿毛)
【厩舎】藤沢則雄 【馬主】近藤利一
血統的には特に目立たないし、兄弟にもこれといった活躍馬はいないにも関わらず、セレクト当歳で4,100万円。生産、育成がノーザンFということで、底力に期待したいところ。
9.トレノクリスエス(父シンボリクリスエス/母フューチャサンデー/母父サンデーサイレンス/牡/青毛)
【厩舎】伊藤正徳 【馬主】廣崎利洋
母は新馬勝ち直後にクイーンC(G3)をぶっこ抜いた馬。先輩のPO馬だっただけに、余計にあの末脚は強烈に記憶に残っている・・・。本馬はその初仔。まずはじっくり乗り込んで素質開花してほしいもの。
10.ダイワマスタング(父Singspiel/母Regina Maria/母父Unbridled/牡/鹿毛)
【厩舎】上原博之 【馬主】大城敬三
セレクト1歳で3,300万円。赤本で合田氏が推奨していたのもあり、最後の1頭に指名。馬主と厩舎の相性も良いし、血統の字面からして何となく日本の馬場向きかな、というイメージはある。
正直指名可能馬の中にこれといった目玉がなかったので、リストアップされた馬はどれも小粒。重視したのは「厩舎」「馬主」「生産」「育成」「セリ」といった周辺要素が主体で、馬そのものにはあまり深入りしなかった感じです(故障情報がないかだけはチェックしましたが)。それだけに今年のこのグループは史上稀に見る低レベルの争いになるか、あるいはメイショウサムソンやサンツェッペリンのような大穴馬を引っ掛けた人がひとり勝ちするか、そのいずれかになりそうな気がします。