*表1. スプリンターズS出走馬プレ・レーティング一覧
| 枠 | 馬 | 馬名 | 騎手 | 今年R | 昨年R |
| 1 | 1 | アイルラヴァゲイン | 松岡正海 | 104S | 101S-M |
| 2 | プリサイスマシーン | 安藤勝己 | 110M | 113M |
| 2 | 3 | アグネスラズベリ | 角田晃一 | 103S-M | 106M |
| 4 | オレハマッテルゼ | 蛯名正義 | 112M | 114S-M |
| 3 | 5 | タマモホットプレイ | 石橋脩 | 106S | 106S |
| 6 | サンアディユ | 川田将雅 | 110S | - |
| 4 | 6 | アストンマーチャン | 中舘英二 | 105M | 107 |
| 7 | エムオーウイナー | 池添謙一 | 106S | - |
| 5 | 9 | アンバージャック | 柴田善臣 | 105S | - |
| 10 | コイウタ | 吉田隼人 | 111M | - |
| 6 | 11 | ペールギュント | 上村洋行 | 109S | 100I |
| 10 | ローエングリン | 四位洋文 | 110M | 110M |
| 7 | 13 | メイショウボーラー | 福永祐一 | - | 113S |
| 14 | クーヴェルチュール | 後藤浩輝 | 103S | - |
| 8 | 15 | スズカフェニックス | 武豊 | 116S | 103M |
| 16 | キングストレイル | 田中勝春 | 108M | 102M |
出走各馬のプレ・レーティングを見てみましょう。トップは春の短距離王
スズカフェニックスの116。次いでオレハマッテルゼ(112)、コイウタ(111)と続きます。牝馬の数値は4ポンドプラスしますから、実質的にはコイウタが115で2番目ということになるでしょうか。
目に付くところはやはり前述のGI馬2頭(スズカフェニックス、コイウタ)とサンアディユ、ペールギュントあたり。いずれも昨年度のJPNランキングから大きく数値を伸ばしており、今年に入ってからの成長ぶりが感じられます。とくにコイウタに関してはその伸び幅は出走馬中最高ですから、人気薄の今回はぜひ押さえておきたいところです。
さて時計面の比較もしてみましょう。スプリント戦だけにテンのダッシュ力は非常に重要ということで、「Ave.3F」33秒台の時計がある馬を順に並べたのが下記*表2.です(過去1年の芝1200戦限定)。
「Ave.3F-上り」「着順」を総合的に比較した場合、上位に評価できるのはクーヴェルチュール(バーデンバーデンC)、エムオーウイナー(福島民友C、シルクロードS)、ペールギュント(テレビ愛知杯)、アイルラヴァゲイン(サンライズS、オーシャンS)、サンアディユ(セントウルS)あたりでしょうか。
ただクーヴェルチュールは良績が平坦コースに集中していますし、エムオーウイナーは連敗中。ペールギュントも中山は「5=0-0-1-0-0-4」と鬼門状態。となると、注目はアイルラヴァゲインとサンアディユということになります。
サンアディユのセントウルSはテンが特別速いわけではありませんが、前後半の3Fを「33.50-33.6」と非常にハイレベルでバランスよくまとめているのが立派です。まして坂のある阪神コースだったことを考えれば、中山コースに移ったからといって急激にパフォーマンスが低下するとも思えず、力量的にも十分勝ち負けでしょう。後は
前回も触れましたが、1にも2にも状態次第といったところでしょうか。
もう1頭配当的におもしろそうなのがアイルラヴァゲインです。サンライズSの「33.40-34.7」は、バランスももちろんですが、この時背負っていた斤量がトップハンデの58.5キロ。次位より1.5キロ重かったにも関わらず、通過順「3-3」の正攻法で、上りも出走馬中2番目(最速は斤量55キロの馬の34.3)を記録しています。オーシャンSでも「33.80-34.4」を好位から押し切り。今回と同じ舞台で強い競馬を見せているのは非常に心強い部分です。そもそもこの2走も含めて中山コースは「6=3-0-1-1-1-1」、ローテーションもゆったりしていて好感が持てますし、レーティングも急激にではありませんが、昨年を超える数値を獲得しています。枠も絶好、鞍上も若手有望株の松岡騎手・・・。買い材料が揃った気がします。
ということで有力馬を絞り込むと、スズカフェニックス、コイウタ、ペールギュント、サンアディユ、アイルラヴァゲイン>の5頭。中でも
コイウタ、
サンアディユ、
アイルラヴァゲインから中心は選びたいと思います。