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うまうまライフ 〜umauma_life〜
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2007 . 11     12345678910111213141516171819202122232425262728293031     2008 . 01

POG Contents

■歴代指名馬一覧(1991-2008)
 
■'08 POG指名馬(地元A)
1. ブエナビスタ ♀ 
  ゲート試験合格後も順調。動きは上々だが具体的なデビュー戦は未定。今後さらにピッチを上げていく。
2. ブルーモーリシャス ♂
  10/6に山元トレセンへ移動。
3. ランズエッジ ♀ 
  良化途上のためデビューは慌てない方針。現状5回京都開催が有力も仕上がり具合と相談しながらになる。
4. マナクーラ ♂
  次走は11/1京都・萩Sを予定。今週か来週には栗東トレセンに帰厩予定。
5. ルシルフ ♂
  グリーンウッドに移動済み。
6. セイウンワンダー ♂ 
  10/10栗東トレセンに帰厩予定。次走は11/22東スポ杯2歳Sから12/21朝日杯FSへ向かう予定。
7. アルーリングムーン ♂
  夏場の疲れが出たのか放牧先で蕁麻疹や腹痛を発症。ともに軽症だったため、来週には騎乗運動を再開できる見込み。
8. ワールドカルティエ ♂ 
  10/11東京未勝利2000(芝)に横山典で出走確定。
9. ラヴェリータ ♀
  8/28から放牧。
10. キリエ ♀
  10/1からNF空港牧場へ放牧に。

■'08 POG指名馬(地元B)
1. ローズリパブリック ♂
  9/17栗東トレセン入厩。ゲート試験受験も不合格。
2. ナイトフッド ♂
  坂路ハロン16秒を2本。週2回は14-15秒にペースを上げており、パワーアップが顕著。いつでも入厩出来るよう態勢を整えていく。
3. カルカソンヌ ♂ 
  札幌競馬場から10/9に栗東トレセンへ移動済。4回京都3週目くらいのデビューも視野に。
4. プルシアンオリーブ ♂
  動き自体が上向いてきたことから調教内容もペースアップ。体調管理に十分注意を払い、完璧な状態で次のステップへ進ませたいところ。
5. マイウエイ ♂
  栗東トレセン入厩。
6. ジャッカネイプス ♂
  軽度の屈腱炎を発症した模様。
7. トーセンボンヌマル ♂
  放牧。
8. ネオアレキサンダー ♂
  無理をせずにジックリと仕上げていく方針。
9. ダノンベルベール ♀
  次走は11/16東京・赤松賞を予定。
10. アドマイヤイットウ ♂
  未入厩。
 

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高校時代に友人の誘いで東京競馬場内のソバ屋でバイトを始め、ミスターシービーの鬼のような追い込みを見て競馬に目覚める。POG歴は今年で15年目に突入。一口歴は1頭。現在妻+子供2人。

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    2007/12/23
    ◆ 有馬記念を予想する/今年最後の夢は◎メイショウサムソン ◆

     昨日からの雨で馬場発表は稍重。ここまでのレースの時計のかかり方を見ていると、さすがに雨の影響はあるようです。決め手を活かしたいタイプの馬にとっては、発走までに少しでも乾いてくれ・・・という気持でしょう。

     時計がかかる馬場という要素を最重要視して、◎にはメイショウサムソンを指名します。決め手はやはり宝塚記念でのパフォーマンス。「天敵」アドマイヤムーンがいないここは主役を張ってしかるべきでしょう。距離も天皇賞春を勝っている馬ですし、問題はないと考えます。1番人気でも固い◎と見ます。

     相手筆頭○にはポップロック。こちらも宝塚記念好走組。もともと重馬場の巧拙だけで言えばメンバー中一番とも言える馬。JCでは◎に先着したように、能力はこの中でももちろん上位。鞍上も心強く強力な対抗馬です。

     一発▲あるとすればドリームパスポートでしょうか。今年未勝利騎手の騎乗ということで変な注目の浴び方をしていますが、関係者筋での評価は高い騎手ですし、実際にこの馬との相性は抜群。嵌れば逆点も。

     他ではロックドゥカンブ、デルタブルース。「最強3歳牝馬勢」なら決め手勝負タイプにウオッカより、自分で競馬を作れるダイワスカーレットを少しだけ押えます。

      



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    2007/12/22
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(6)/天候、馬場状態、展開適性・・・を考えるとやはりあの馬が ◆

     明日の中山競馬場の天候は雨模様。馬場状態も微妙です。若干渋り目の馬場状態でのレースとして、ぜひ参考にしたいレースが2つあります。それは今年の宝塚記念と、昨年の皐月賞です。

    *表1. 今年の宝塚記念上位馬時計
    状態前後3F前後5FPCI3上位入線馬
    稍重33.5-36.957.5-62.644.91.アドマイヤムーン36.212-12-13-6
    2.メイショウサムソン36.59-9-11-2
    3.ポップロック36.514-14-14-11

     宝塚記念は距離も2200mと近いですし、右回り、ゴール前の急坂、さらに洋芝ということで、今回と非常に近い条件です。参考にすべきところも多いかと思いますが、加えて今年は小雨・稍重での開催だったということで、明日の中山の天候を考えるとさらに似た条件になってきたな、という感じがします。

     ちなみに今年の宝塚記念で、勝ち馬アドマイヤムーンが獲得したレーティングは今年最高の124。メイショウサムソン122、ポップロック119・・・と続き、RR.は120.75という、JCと並んでこれまた今年最高レベルの評価を受けています。春のグランプリの名に恥じない一戦だったと言えるでしょう。

     レースはローエングリン、アドマイヤメイン、アサクサキングスが飛ばして、前後半3Fのラップ差が3秒4、同5Fが5秒1という究極の後傾ラップ(=消耗戦)になりました。そんな展開の中でメイショウサムソンは「9-9-11-2」と4角で一気に前を交わしていくという厳しすぎる競馬をあえて選択。「良い脚を長く使える」というサムソンの長所を最大限に活かそうとした石橋騎手の判断でしたが、結果的にはアドマイヤムーンに半馬身競り負けて2着。それでも3着ポップロックは2馬身引き離していましたし、まさに負けて強しという競馬だったと思います。

     またウオッカも出走していましたが、「7-9-9-5」という通過順、「Ave.3F-上り」が「36.00-38.0」(サムソンは「35.96-36.6」、ポップロックでも「36.11-36.5」)で勝ち馬から1秒6差の8着に完敗。春先ということを考慮しても、51キロの斤量でこの結果は、正直に力負けだったと言って良いのではないでしょうか。

    【レース結果詳細】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/takara/result/takara2007.html
    【レース映像】
    http://jra.jp/JRADB/asx/2007/09/200703090411h.asx

    *表2. 昨年の皐月賞上位馬時計
    状態前後3F前後5FPCI3上位入線馬
    良35.6-35.760.0-59.954.31.メイショウサムソン35.16-5-4-3
    2.ドリームパスポート34.89-8-6-9
    3.フサイチジャンク34.813-13-10-9

     続いて昨年の皐月賞ですが、馬場発表は良馬場でしたが、レース発走1時間ほど前まで雨が降っていた天候、連続開催最終日と言うことで、かなり力を要する競馬でした。メイショウサムソンは前後半3F「35.6-35.7」、同5F「60.0-59.9」という息の入れどころのない完全なイーブンペースのレースを先行して押し切り。この時点ですでに消耗戦に対する適応力の高さを発揮していたとも言えそうです。

     またここで押さえておきたいのが2着のドリームパスポート。馬場状態を考えれば不利な内枠(1枠2番)でありながら、道中は終始インぴったり、直線でもラチ沿いをスイスイと上昇して、最後は鋭く伸びてきました。鞍上が高田騎手ということで人気を落とし気味ですが、実は最もこの馬のことをわかっているのも普段から調教をつけている同騎手。馬場適性、展開適性からもけっして侮れない存在と言えます。

    【レース結果詳細】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/satsuki/result/satsuki2006.html
    【レース映像】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/replay/asx/rep_satsukisho_dsl_h18.asx

     ここまでの検証から次第に中心となるべき馬が見えてきた気がします。



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    2007/12/21
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(5)/出走馬の脚質・天候から、泥臭い消耗戦が濃厚か!? ◆

     今度はちょっと違った角度から見てみます。出走各馬の脚質、レーススタイルを考えてみます。

    *表1. 有馬記念出走馬 今年の脚質別成績(芝限定)
    項目着別度数勝率連率複率シェア
    1着2着3着着外合計
    逃げ4104944.4%55.6%55.6%10.8%
    先行1474123737.8%56.8%67.6%44.6%
    差し834163125.8%35.5%48.4%37.3%
    追込001560.0%0.0%16.7%7.2%
    捲り000000.0%0.0%0.0%0.0%

    *表2. 有馬記念出走馬 連対時の自身上り時計出走馬中順位(芝限定)
    項目着別度数勝率連率複率シェア
    1着2着3着着外合計
    1位6200875.0%100%100%21.6%
    2位5200771.4%100%100%18.9%
    3位7200977.8%100%100%24.3%
    3−5位4400850.0%100%100%21.6%
    6位-4100580.0%100%100%13.5%

     上記*表1.で先行脚質の馬が大勢を占めているのは一目瞭然ですが、より注目したいのは*表2.の方です。連対時の自身の上り時計の優劣を調べてみると、出走馬中最速!というような決め手を使った馬は少なく、3位程度だった馬が最も多いということです。これはつまり「切れないがバテない」「好位から押し切る」というタイプが多いことを表します。

     また逃げ馬もダイワスカーレットが目立つくらい。「有馬記念の傾向と対策(3)/得意パターンに持ち込んでどこまで?ダイワスカーレット」で検証しましたが、その気になれば単騎逃げを打って、序盤はスローに落とすことも可能でしょう。ただこれに次ぐグループが早めに動いてくることは容易に想像がつきますし、微妙な天候も考慮に入れると、次から次へと早めに動いてくる消耗戦の様相を呈してきそうです。本来なら差し馬向きの展開と言えますが、あいにくの雨模様で極端に後ろからの競馬では届かない可能性が大でしょう。

     メイショウサムソンやポップロックあたりはそのような競馬は大歓迎。逆に決め手を活かしたいウオッカやダイワスカーレットあたりには、少々厳しい展開になるような気がします。またデルタブルースなどもスタミナ自慢のタイプですから、自力勝負に出てくるとおもしろそう。いずれにしてもきれいとか鮮やかというような競馬より、泥臭い力勝負のような競馬になる公算が高い有馬記念と言えそうです。



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    2007/12/20
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(4)/連候補としてなら狙えるロックドゥカンブ ◆

     次に菊花賞を検証してみます。残念ながら1・2着馬はレース後の疲労から回避を決めたというこのレース。上位馬からは1番人気で3着に敗れたロックドゥカンブが出走してきました。

    *表1. 過去5年の菊花賞時計比較
    年状勝ち馬時計上り前後3F前中後5F古500万下
    '07良アサクサキングス3.05.135.836.3-36.260.7-63.6-60.81.34.6
    '06良ソングオブウインドR.3.02.733.535.4-35.658.7-63.5-60.51.33.7
    '05良ディープインパクト3.04.633.336.3-35.761.2-63.4-60.01.34.9
    '04良デルタブルース3.05.735.736.0-35.860.4-63.7-61.61.34.4
    '03良ザッツザプレンティ3.04.835.835.8-35.860.6-63.7-60.51.34.2

     昨年の菊花賞は3.02.7という快レコード。しかしながら昨秋の5回京都開催は、軒並み速い時計が記録されていた高速馬場でしたし(一例として菊花賞と同週開催の古馬500万下戦の時計を掲載)、単純に時計を比較することは出来ません。ですから比較する際には、昨年は「対象外」として考えてしまった方が良いでしょう。

     そう考えた場合、一番近いのは'03でしょうか。勝ち時計、勝ち馬の上り時計、中間の通過ラップなど、非常に似通ったものになっています。500万下の時計比較から若干今年よりは速い馬場だった可能性を考えると、まさに今年と「瓜二つ」と言ってよいほどです。

    *表2. '07と'03の菊花賞上位馬比較
    年1着馬2着馬3着馬
    馬名上り通過馬名上り通過馬名上り通過
    '07アサクサキングス35.85-5-5-2アルナスライン35.56-6-6-5ロックドゥカンブ35.411-11-13-14
    '03ザッツザプレンティ35.88-9-3-1リンカーン35.08-8-12-11ネオユニヴァース35.612-12-6-2

     赤い文字で記したリンカーンは、この後有馬記念に直行してシンボリクリスエスの2着に好走しました。逆に勝ったザッツザプレンティはJCを挟んだとは言え有馬記念は11着惨敗(3着ネオユニヴァースは有馬記念不出走)。さらに言うと4着だったゼンノロブロイはやはり直行して3着に入っています。

     有馬記念で好走したリンカーン、ゼンノロブロイと、惨敗したザッツザプレンティの間には2つの相違点があります。

    (1)好走組は菊花賞→有馬記念と直行だったこと。
    (2)好走組は菊花賞で差す競馬をしていたこと。また自身の上りは出走馬中最速もしくは2番目だったこと。

     三千mという長距離を先行して粘りこむ競馬というのは、3歳馬にとってはかなり厳しいものなのかもしれません。ザッツのように間にJCを使って有馬記念に向かうとなるとなおさら。実際今年の1・2着馬も疲労が抜けきらないという理由で回避しています。また自身の上り時計というのも重要。昨年の有馬記念前の当ブログのエントリー「有馬記念の傾向と対策(4)/前傾ラップだった菊花賞は有馬記念につながるか?」でも触れたように、菊花賞上り上位馬の有馬記念での成績はなかなか良好ですから、その面からもこの推理はなかなか的を射ていると言えるのではないでしょうか?

     さてそこで今年のロックドゥカンブ。ローテーション的には菊花賞からの直行ということで合格点。自身の上りも出走馬中最速の35.4を記録しました。上記2つのポイントに加えて、能力比較のために「Ave.3F-上り」を見てみても、リンカーン「37.48-35.0」、ゼンノロブロイ「37.43-35.6」に対してロックドゥカンブは「37.48-35.4」と遜色ありません。これらのことから、ロックドゥカンブが有馬記念で好走する可能性は十分にあると思われます。

     ただ上記の昨年のエントリーで書いたように菊花賞組の有馬記念での好走条件には、「後傾ラップのレースだったこと」や「連対していたこと」も挙げられますから、ここがマイナスポイントになることも事実で、単勝あるいは連軸というよりも、あくまで連候補程度の狙いが安全だと思います。

    【レース結果詳細】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/kikka/result/kikka2007.html

    【レース映像】
    http://jra.jp/JRADB/asx/2007/08/200704080711h.asx

    【レース後コメント】
    http://keiba.radionikkei.jp/news/20071021K19.html



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    2007/12/19
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(3)/得意パターンに持ち込んでどこまで?ダイワスカーレット ◆

     エリザベス女王杯を見てみましょう。史上最強との呼び声が高い今年の3歳牝馬勢ですが、その前評判どおりダイワスカーレットが古馬勢を一蹴しました。対ウオッカという面でも2勝1敗と勝ち越している同馬の、有馬記念での好走の可能性を探ってみます。

    *表1. 過去5年のエリザベス女王杯
    年度状勝ち馬時計上り前後3F前後5F通過順
    1着2着3着
    '07良ダイワスカーレット2.11.934.136.2-34.160.6-58.71-1-1-15-5-3-36-6-6-5
    '06良カワカミプリンセス2.11.434.534.8-36.557.4-61.89-10-8-78-8-7-411-11-11-11
    '05良スイープトウショウ2.12.533.235.1-34.760.0-60.010-10-10-101-1-1-16-7-9-7
    '04良アドマイヤグルーヴ2.13.633.836.2-35.461.0-60.09-9-9-72-2-2-215-15-13-13
    '03良アドマイヤグルーヴ2.11.834.834.4-37.357.5-62.19-9-10-106-6-6-614-13-13-13

     今年の勝ち時計は古馬混合、距離2,200Mになってからのもの(全12回)としては上位の部類。ただラップを見てみると、前後半3Fの差が2秒1、同5Fの差が1秒9というかなりの後傾ラップ。逃げ切った勝ち馬自身の上りが34.1ですから、完全な上り勝負で後方待機馬にとってはどうにもならない展開でした。同じ3歳のカワカミプリンセスが「勝った」(結果は12着降着でしたが)昨年と比較すると、後半のラップが3秒近くも落ち込む消耗戦を自身34.5の上りを使って差し切ったカワカミプリンセスの内容とは、あまりにも差がありすぎると言わざるをえません(当然カワカミの内容>ダイワの内容)。

     そもそもダイワスカーレットの型というのは、このような「スローの上り勝負」にあることは間違いありません。デビュー以来全てのレースを見渡しても、前後半のラップで前傾を記録しているのは秋華賞の前後半5F比較のみ。これにしても実際は逃げたヒシアスペンがマークしたものであって、この馬自身はいつものとおり押さえてスローに落とした競馬をしていました。

    *表2. ダイワスカーレット全戦績
    年月日場所状レース名距離着上り前後3F前後5F通過
    071111京都良エリザベス女王杯2200134.136.2-34.160.6-58.71-1-1-1
    071014京都良秋華賞2000133.934.2-33.959.2-59.91-2-2-1
    070916阪神良ローズS2000133.635.6-33.660.4-58.11-1
    070408阪神良桜花賞1600133.635.7-33.959.8-58.03-3
    070303阪神良チューリップ賞1600233.935.4-33.959.8-58.31-1
    070108京都良シンザン記念1600233.735.6-34.960.2-59.53-3
    061216中京良中京2歳S1800133.736.6-33.861.3-58.72-2-2-2
    061119京都良新馬2000135.038.1-35.065.5-58.62-2-1-1

     3歳初戦のシンザン記念でアドマイヤオーラに切れ負け、さらにチューリップ賞でウオッカに同じく切れ負けして以来、自ら前に行って(逃げて)スローペースを作り、先行有利の競馬を組み立てるパターンを確立したとも言えます。それにしても以降のレースで判を押したように同様の競馬に持ち込んでいるあたり、安藤勝騎手の絶妙な手綱さばきと言うしかないでしょう。

     ただ初めての古馬一線級の牡馬陣相手、初めての中山、初めての距離・・・という諸条件が重なる中で、思惑通りいつものパターンに持ち込めるのか、先行して粘りこむ競馬に持ち込めるのかと考えると、常識的にはそう上手くはいかないだろう・・・と思われます。

     ダイワスカーレットが非常に高い能力を持った馬であることに異論はありませんが、今回に限っては初物尽くしの壁が少し高すぎるような気がします。

    【レース結果詳細】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/eliza/result/eliza2007.html

    【レース映像】
    http://jra.jp/JRADB/asx/2007/08/200705080411h.asx

    【レース後コメント】
    http://keiba.radionikkei.jp/news/20071111K21.html



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    2007/12/18
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(2)/JCで昨年からのパワーアップを証明したMサムソン ◆

     ジャパンカップを検証してみます。残念ながら勝ち馬のアドマイヤムーンは、有馬記念に参戦せずにすでに引退。しかしながらそれ以外の日本馬は、ほとんど駒を進めてきました。非常に重要な前哨戦(?)と言えます。

    *表1. 過去5年のジャパンカップ時計比較
    年勝ち馬時計上り前後3F前後5F通過順
    1着2着3着
    '07アドマイヤムーン2.24.733.935.6-34.360.1-59.15-5-6-43-3-4-49-9-9-4
    '06ディープインパクト2.25.133.537.0-34.361.1-58.611-11-11-75-4-5-410-10-9-7
    '05アルカセット2.22.134.834.7-36.358.3-59.913-12-9-916-16-15-1312-13-13-13
    '04ゼンノロブロイ2.24.234.335.9-35.059.4-60.57-7-7-62-2-2-210-9-9-11
    '03タップダンスシチー2.28.737.437.7-37.461.9-62.41-1-1-12-2-2-28-8-8-9
    [注] 「勝ち時計」欄の赤文字はレコードタイムを表します。「年」欄の背景グレーは重馬場だったことを表します。

     今年は前後半3Fの差は1秒3、5Fの差はジャスト1秒の後傾ラップでした。ディープインパクトが勝った昨年のJCもスローの上り勝負でしたが、こちらは前後半3Fのラップ差が2秒7、5Fの差が2秒5という今年以上に極端な後傾ラップでした。本来ならば昨年の方が先行馬決着になってもおかしくない展開でしたが、1・3着を差し・追い込み馬が占めたということは、それだけこの2頭の決め手が優秀だったことを表していると言えるでしょう。

     さてそんな決め手勝負が向いていない典型的なタイプと言えるのがメイショウサムソンです(笑)。前走までの全20戦中、出走馬中最速の上りを使ったのはわずかに3回。いずれも2歳時、それも34.9、35.0、35.0というものです。昨年のJCにも出走していましたが、この決着になってはほとんど見せ場がなく、通過順「6-6-6-4」で6着完敗でした。自身の「Ave.3F-上り3F」も「37.13-34.5」という平凡なもの。

     しかし今年は大幅にパワーアップしたことを伺わせます。レース自体の流れは昨年より速かったにも関わらず、「9-9-9-4」と昨年同様に4角4番手から33.9の末脚を披露。内外の差で「頭−クビ」差の3着に敗れましたが、自身「Ave.3F-上り3F」も「36.93-33.9」と大幅に詰めてきました。レースの上り3Fが「11.3-11.1-11.9」という瞬発力比べに対応できたのは、大きな成長だと考えて良いでしょう。

     また逆にそんな瞬発力勝負が味方したのがウオッカとも言えます。この馬は前走までデビュー以来10戦中、じつに6回が出走馬中最速の上りというタイプ。

    *表2. ウオッカ全10戦の上り時計
    年月日場所状レース名着順上り上り順通過
    071125東京良JC(GI)433.6116-16-18-15
    071014京都良秋華賞(GI)333.2215-15-12-12
    070624阪神稍宝塚記念(GI)837.087-9-9-5
    070527東京良ダービー(JpnI)133.019-11-11-8
    070408阪神良桜花賞(JpnI)233.637-6
    070303阪神良チューリップ賞(Jpn3)133.515-5
    070203京都良エルフィンS134.015-4
    061203阪神良阪神JF(JpnI)134.216-6
    061112京都良黄菊賞234.115-2
    061029京都良新馬134.511-1

     こんな馬が今年のJCのような流れを、道中15〜18番手追走で脚をためていたなら、目を引くインパクトの強い追い込みを見せても何も不思議ではありません。脚質やダービーでのパフォーマンスから考えても、おそらく東京コースはこの馬にとってベスト。苦手を克服しての3着だったメイショウサムソンと、絶好の条件だったウオッカとの間には、着順以上の壁が存在するように思えるのですが・・・。

     付け加えるなら、古いエントリーを引っ張り出すようで恐縮ですが、「【緊急企画】ディープインパクト4つの死角 Vol.3」で触れたこともあるように、基本的に有馬記念は上り33秒、34秒前半などという時計が出るレースではありません(歴史上33秒台を記録したのは'01のマンハッタンカフェと昨年のディープインパクトの2頭のみ)。瞬発力勝負に強いウオッカとしては、あまり歓迎できる傾向ではないようです。

     おそらく人気を分け合うであろうメイショウサムソンとウオッカの2頭。当ブログの見解としては、「決め手勝負になっても対応できる幅が出てきた」メイショウサムソン>「決め手勝負こそベスト」のウオッカということで、メイショウサムソンを上の評価に取りたいと思います。

    【レース結果詳細】
    http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/jc/result/jc2007.html

    【レース映像】
    http://jra.jp/JRADB/asx/2007/05/200705050810h.asx

    【レース後コメント】
    http://keiba.radionikkei.jp/news/20071125K22.html
    http://keiba.radionikkei.jp/news/20071125K20.html



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    2007/12/17
    ◆ 有馬記念の傾向と対策(1)/プレ・レーティングからウオッカをどう考えるか? ◆

    〔第52回グランプリ〕 有馬記念(GI) 中山競馬場2,500m(芝・右)
    馬名性齢調教師レーティング
    R距離
    アドマイヤジュピタ牡4友道康夫105L
    アドマイヤフジ牡5橋田満116L
    アルーリングボイス牝4野村彰彦97S
    インティライミ牡5佐々木晶三114L
    ウオッカ牝3角居勝彦117(121)L
    コスモバルク牡6田部和則(北海道)113I
    サンツェッペリン牡3斎藤誠113I−L
    シルクネクサス牡5岡田稲男108L
    ダイワスカーレット牝3松田国英115L
    ダイワメジャー牡6上原博之121M
    チョウサン牡5清水利章117L
    デルタブルース牡6角居勝彦118L
    ドリームパスポート牡4松田博資113E
    ハイアーゲーム牡6大久保洋吉106M
    フサイチパンドラ牝4白井寿昭112L
    プリンセスルシータ牝5松田国英−−
    ポップロック牡6角居勝彦122L
    マツリダゴッホ牡4国枝栄112L
    メイショウサムソン牡4高橋成忠122L
    レゴラス牡6加藤征弘−−
    ロックドゥカンブ牡3堀宣行112E

    [備考]
    (1)レーティングの数値は、原則としてGI・JpnI競走は6着まで、その他の競走は4着までのものです。
    (2)対象競走への出走歴のない馬はレーティングを持っておりません。
    (3)牝馬のプレレーティングを牡馬と比較する際には、4ポンドを加えてください。これは負担重量の関係からです。

     JCで2〜3着だったポップロック、メイショウサムソンが122で同斤。牝馬でセックスアローワンスがあるウオッカも修正値は121となり、ダイワメジャーと並んで上位の一角を占めています。

     ポップロック、メイショウサムソンの2頭ですが、いずれも昨年度のJPNサラブレッドランキングで獲得した数値を超えており(ポップ=119、サムソン=117)、買い材料として強調できます。ダイワメジャーは距離カテゴリーが「M(マイル)」での数値であることからもわかるとおり、ここは専門分野外であることは明白。距離不安を考慮すると、数値よりも割引が必要でしょう。

     上位勢では充実期であることや、冬場の中山2500という条件を考えれば、やはり「ポップロック&メイショウサムソン>ウオッカ」という図式が順当なのではないかと思います。むしろこのウオッカに対戦成績で2勝1敗と勝ち越しているダイワスカーレットなど、数値こそ119(修正後)止まりですが、これは実力差というよりもJCとエリザベス女王杯の「レースの格」の差によるもので、人気次第ではウオッカと互角に近い評価をしても良いかもしれません。

     また数値上で穴として注目しておきたいのは、JCで5着だったデルタブルースです。今年は前々走までの成績が今ひとつ冴えず、阪神大賞典4着=114、天皇賞春12着=107、京都大賞典5着=114、天皇賞秋12着=107という安定感のない結果でしたが(イコールの後の数値は獲得したレーティング)、前走で118を獲得し、自己最高(=2006年度JPNサラブレッドランキング)の120に差の無いところまで押し上げて来ました。勢いという面では劣りますが、穴として狙うには十分な存在ではないでしょうか。



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