藤沢和師、内田博と強力タッグ「主戦」
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-060203-0005.html
「・・・これからは機会があれば積極的に乗ってもらう。主戦? そう書いてもらっていい」
今年は外国人騎手を呼ばずに日本人騎手主戦で戦っていく、と年頭に話していた藤沢和雄調教師ですが、外国人騎手を呼ばない代わりにこれでは、何か同じことのように感じるのは私だけでしょうか。
藤沢和雄厩舎の年明け東京開催1週目終了時点までの戦績は、今年は例年と比較するとかなり悪くなっています。
*表1. 過去5年の藤沢和雄厩舎 第1回東京開催1週目終了時点の戦績
| 年度 | 合計 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | 勝率 | 連対率 |
| '06 | 13 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 9 | .077 | .077 |
| '05 | 15 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 7 | .200 | .267 |
| '04 | 12 | 5 | 0 | 1 | 0 | 5 | 7 | .417 | .417 |
| '03 | 20 | 7 | 2 | 2 | 0 | 1 | 8 | .350 | .450 |
| '02 | 27 | 3 | 3 | 0 | 4 | 2 | 15 | .111 | .222 |
藤沢和雄厩舎はご存知の通り、昨年それまで10年間守り続けてきた全国リーディングの座を明け渡したわけですが、その悪い流れを今年も引き継いでしまっているかのような雰囲気です。あるいはその全国リーディング争いに絡んで、昨年末に例年以上の出走攻勢をかけていたための反動か?と考え、調べてみると確かにデータからは、「攻勢」をかけた形跡は見て取れます。
*表2. 過去5年の藤沢和雄厩舎 前年12月の出走頭数および戦績
| 年度 | 合計 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 着外 | 勝率 | 連対率 |
| '05 | 30 | 1 | 4 | 2 | 4 | 2 | 17 | .033 | .167 |
| '04 | 24 | 6 | 2 | 1 | 3 | 2 | 10 | .250 | .333 |
| '03 | 21 | 6 | 2 | 4 | 2 | 1 | 6 | .286 | .381 |
| '02 | 29 | 9 | 2 | 4 | 0 | 4 | 10 | .310 | .379 |
| '01 | 24 | 5 | 5 | 2 | 2 | 1 | 9 | .208 | .417 |
昨年末の出走頭数は延べ30頭と、例年と比較するとやや多め。そのうち1番人気が11頭、2番人気が5頭、3番人気が2頭と、じつに60%もの馬が上位3番人気までに支持され、83%以上の馬が5番人気内に支持されていました。しかし結果は見るも無残な惨敗と言えるもの。この反動はあるのかもしれません。しかしそれならもう少し様子を見る手もあるのではないでしょうか。厩舎所属の北村宏司騎手も順調に伸びていますし、現在負傷休養中の横山典騎手という存在もあります。目先の戦績でテコ入れするがごとく、新たに助っ人をよそから連れて来るというような発想は、ある意味ジャイ●ンツのような感じでどこかしっくりきません(ましてジャイ●ンツの場合、それが成功したとは言えないしw)。
先日書いた
エアサバスの転厩、昨年の
古賀慎明調教助手(現調教師)の独立、
松田幸吉調教助手の移籍、そして全国リーディングの座の明け渡しと、藤沢和雄厩舎を取り巻く環境は、現在かなり厳しいものになっていると言って良いでしょう。今回の一件も「常勝藤沢軍団」の焦りを感じさせる一面な気がします。果たして騎手を強化すればそれで巻き返しが成る問題なのか。ファンの側からすると興味津々と言った感じです。