主要なステップレースのラップを比較してみましょう。
*表1. 主要ステップレースのラップ比較
■芝1800
| レース名 | 場所 | 状 | 前3F-5F-後3F | ハロンラップ |
| スプリングS | 中山 | 良 | 36.0-59.9-36.7 | 12.7-11.6-11.7-11.9-12.0-12.4-12.2-11.9-12.6 |
| きさらぎ賞 | 京都 | 良 | 36.4-61.7-35.0 | 12.8-11.3-12.3-12.9-12.4-12.1-11.3-11.4-12.3 |
| 共同通信杯 | 東京 | 良 | 35.9-60.1-34.7 | 13.1-11.4-11.4-11.7-12.5-12.9-11.7-11.2-11.8 |
| 毎日杯 | 阪神 | 稍 | 34.8-60.8-34.5 | 12.6-10.8-11.4-13.0-13.0-12.7-11.5-11.0-12.0 |
| ◇良馬場平均 | 36.1-60.6-35.5 | 12.9-11.4-11.8-12.1-12.3-12.5-11.7-11.5-12.2 |
| ◆全平均 | 35.8-60.6-35.2 | 12.8-11.3-11.7-12.4-12.5-12.5-11.7-11.4-12.1 |
■芝2000
| レース名 | 場所 | 状 | 前3F-5F-後3F | ハロンラップ |
| 若葉S | 阪神 | 良 | 35.7-60.8-36.0 | 12.4-11.0-12.3-12.8-12.3-12.7-11.7-11.5-11.8-12.7 |
| 弥生賞 | 中山 | 良 | 34.5-59.8-35.2 | 12.3-10.6-11.6-12.8-12.5-12.6-12.9-11.8-11.7-11.7 |
| 京成杯 | 中山 | 良 | 37.6-62.3-35.0 | 12.6-11.6-13.4-12.2-12.5-12.1-12.2-11.4-11.4-12.2 |
| ◆全平均 | 35.9-61.0-35.4 | 12.4-11.1-12.4-12.6-12.4-12.5-12.3-11.6-11.6-12.2 |
芝1800の部門で注目したいのは、まず共同通信杯です。前半で「11.4-11.4-11.7」を記録しているにも関わらず、上りでも「11.7-11.2-11.8」と再度ハロン11秒台を連発しています。この流れを自身34.2で差し切ったフサイチホウオーはもちろんのこと、「2-3-2」と終始前々で競馬をし、直線早目先頭という競馬をしたフライングアップルも、3着に負けたとはいえかなり優秀な内容でしょう。
毎日杯も見所があります。稍重馬場だったにも関わらず、良馬場での「前3F-5F-後3F」の平均を上回る時計を記録しました。特に2F目に記録された10秒台のラップというのは、この距離ではこのレースだけですし、馬場を考えれば相当に速いペースだったと言えるでしょう。中盤いったんペースが落ちましたが、上りの3Fも「11.5-11.0-12.0」と再度速いものになっていますから、こちらも内容はかなり優秀です。
芝2000の方を見てみると、注目に値するのは弥生賞のみ。前5F通過59.8、上り35.2という条件で過去の皐月賞を調べてみると、これを満たすのは2004年と2005年の2回しかありません。表面上は非常に優れたラップですが、何度も書いている通り、どうにも無条件に受け入れられない部分があります(
弥生賞回顧参照)。
ただいずれにせよ、平均時計との比較から見ても内容的に優れているのはこの3鞍でしょう。
フサイチホウオー、
フライングアップル、
ナムラマース、
アドマイヤオーラの4頭は好勝負確実だと思います。