過去2回のレースを振り返って、前走別の成績をまとめてみました。
*表1. 過去2回のヴィクトリアマイル前走別成績

前哨戦の意味合いで設定されている阪神牝馬Sを差し置いて、マイラーズC、ダービー卿CT組が好成績を収めています。他でも福島牝馬S、中山牝馬Sのような、一見王道に思える牝馬限定戦からのステップが不振を極めており、これらから察するにやはり牡馬相手に揉まれてきた経験というのが、大舞台で大きく物を言うのかな?という気はします。
今年はその相性の良いマイラーズCからは
ニシノマナムスメ(2着)、ダービー卿CTからはテンイムホウ(16着)、ピンクカメオ(14着)が参戦してきました。大敗したダービー卿CT組の2頭はともかく、2着に健闘したニシノマナムスメはここでも当然勝ち負けを期待できる存在ではないでしょうか。
さて「牡馬相手の経験」(何か怪しい言い方・・・w)が物を言うとするなら、この観点から有力馬をピックアップする手もあるでしょう。下記*表2.は牡馬混合の重賞・OP特別の成績をまとめたものです。
*表1. 過去2回のヴィクトリアマイル前走別成績

単純に勝率、連対率、複勝率だけで見れば50%超などという馬もいますが、2戦1連対でも連対率50%になりますから、出来れば何度も対戦していてなおかつ結果を残している馬をセレクトしたいものです。そこで「データ数」も見て下さい。ここが高い馬はそれだけ牡馬混合の経験が豊富ということです。
そこでピックアップできるのは
ピンクカメオ、
ウオッカ、
ジョリーダンスの3頭。ただしピンクカメオの場合、「1着=NHKマイルC」、「2着=マリーゴールド賞(2歳夏)」ですから、同世代限定、それも早い時期だけの成績でもあり、信頼度という点ではちょっと心許ない気もします。
ウオッカはご存知のとおり「1着=ダービー」、「4着=JC」ですから、ピンクカメオよりも数段信頼度は高いと言って良いでしょう。
穴っぽいところでおもしろいのがジョリーダンスです。この馬の場合勝ち星こそありませんが、「2着=阪神C」はスズカフェニックスと半馬身差。3着はGIの安田記念(スズカフェニックスに先着!)ですから、こちらも内容はかなり濃い実績と思います。昨年のこのレースでも前有利の決着の中で、自身上り32秒9という末脚(次位に0秒5差!)で唯1頭後方から掲示板に乗っています。
牡馬混合戦での実績という観点から、
ニシノマナムスメ、
ウオッカ、
ジョリーダンスの3頭を注目馬として挙げておきたいと思います。
【参考レース】
■マイラーズカップ(2008/4/19)/ニシノマナムスメ(2着)
http://jra.jp/datafile/seiseki/replay/2008/040.html
■ジャパンカップ(2007/11/25)/ウオッカ(4着)
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/jc/result/jc2007.html
■東京優駿(ダービー)(2007/5/27)/ウオッカ(1着)
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/derby/result/derby2007.html
■阪神C(2007/12/16)/ジョリーダンス(2着)
http://jra.jp/datafile/seiseki/replay/2007/106.html
■安田記念(2007/6/3)/ジョリーダンス(3着)
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/yasuda/result/yasuda2007.html